トキオが空を飛ぶ
2006 / 01 / 13 ( Fri ) 21:59
『白夜行』再読したので新たに読む本を探す。
いつも読むものに迷ったらまず都筑道夫。
百冊はあるし再読再々読にも耐えうる本なのだけど、部屋に手ごろなものが見当たらない(すでに最近再読したものばかり)
あー、またtomoの部屋の押入れから引っ張り出して散らかすのね、と思ったらやりきれない気持ちになったので本屋で買ってきたのが
東野圭吾の『時生』

タイトル『トキオ』になったんだっけ?どっちが先だったのかな?

東野圭吾は結構持ってるんだけど、これ知らなかった。
内容も気にせずに買った。
帯にはこう書いてある。
「あの子に聞きたい、生まれてきてよかった?」
点線内ネタばれもありかもです。内容知らないで読みたいかたは見ないでね。
-----------
遺伝的な病気によって19歳で亡くなってしまう息子。
誰かを亡くしたときに人はみんなこう思うんだと思う。
「生まれてきてよかった?」
「幸せだった?」
なくしてしまった悲しみと自責の念。誰もぜんぜんわるくなんかないのに。
きっといつまでも消えることが無いと思う。
そんな気持ちをこの小説は救ってくれる。
少なくとも、この小説の両親は救われたと思う。
彼が生まれたがっていたこと、彼が幸せだったことをこの両親は知ることができる。
この辺はSFのタイムスリップになるから、現実的ではないのだけど、
この子によって父親(になる男は)は立ち直り母親(になる女)は命を助けられる。
死んだ人の声を聞かせてくれたりする人っているじゃない。
それを信じるとか信じないは別として、誰だって望んでる。
亡くなった人に逢えるなら!
声が聞けるなら!
たまたま仕事場においてあった本に書かれてあったことは
「人は寿命も自分できめられる」
決められるわけないじゃん。
じゃあ突発的な事故に遭って亡くなったひとは?
それもあらかじめ決められたことだという。
あちらの世界に行くほうが幸せなひとははやくそっちにいくのだと。
悲しんではいけません。
と。
あ。私ほんとに宗教的な思想はもっておりませんのよ。
本はよく読むので、そのなかで自分に不快でないことだけ受け入れるんです。
我が家も姉を亡くしています。
それも3歳くらいに。
姉はこの世で生きているよりもきっとよかったんだよね。
そう思うしかないじゃないですか。
「明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある」17歳の息子が過去にスリップして会った23歳の父親に言うことばです。
『白夜行』よろしくその時代の風景も描写しつつ(沢田研二の「TOKIO」もそのなかのひとつですね)自分の青春時代をも描いている小説。
昨日のドラマ『白夜行』みたいに最後の場面から始まるので、途中タイムスリップの話に驚くほかはほぼ予想通りの内容です。
少々ファンタジー色が強い。
それでも泣かせられるんだなあ。
最後の数ページは涙が止まらなくなった。
ただ悲しいんじゃなく切ない。
そして心がじんわり温かくなる。
なんだか救われた気持ちになる。
「花やしき」に行ってみたくなる。
------------
これ、すでにドラマ化されてるらしい。
父親役に国分太一くん(TOKIO繋がりかっ!)トキオ役に櫻井翔くん。
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あー、またtomoの部屋の押入れから引っ張り出して散らかすのね、と思ったらやりきれない気持ちになったので本屋で買ってきたのが
東野圭吾の『時生』

タイトル『トキオ』になったんだっけ?どっちが先だったのかな?

東野圭吾は結構持ってるんだけど、これ知らなかった。
内容も気にせずに買った。
帯にはこう書いてある。
「あの子に聞きたい、生まれてきてよかった?」
点線内ネタばれもありかもです。内容知らないで読みたいかたは見ないでね。
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遺伝的な病気によって19歳で亡くなってしまう息子。
誰かを亡くしたときに人はみんなこう思うんだと思う。
「生まれてきてよかった?」
「幸せだった?」
なくしてしまった悲しみと自責の念。誰もぜんぜんわるくなんかないのに。
きっといつまでも消えることが無いと思う。
そんな気持ちをこの小説は救ってくれる。
少なくとも、この小説の両親は救われたと思う。
彼が生まれたがっていたこと、彼が幸せだったことをこの両親は知ることができる。
この辺はSFのタイムスリップになるから、現実的ではないのだけど、
この子によって父親(になる男は)は立ち直り母親(になる女)は命を助けられる。
死んだ人の声を聞かせてくれたりする人っているじゃない。
それを信じるとか信じないは別として、誰だって望んでる。
亡くなった人に逢えるなら!
声が聞けるなら!
たまたま仕事場においてあった本に書かれてあったことは
「人は寿命も自分できめられる」
決められるわけないじゃん。
じゃあ突発的な事故に遭って亡くなったひとは?
それもあらかじめ決められたことだという。
あちらの世界に行くほうが幸せなひとははやくそっちにいくのだと。
悲しんではいけません。
と。
あ。私ほんとに宗教的な思想はもっておりませんのよ。
本はよく読むので、そのなかで自分に不快でないことだけ受け入れるんです。
我が家も姉を亡くしています。
それも3歳くらいに。
姉はこの世で生きているよりもきっとよかったんだよね。
そう思うしかないじゃないですか。
「明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある」17歳の息子が過去にスリップして会った23歳の父親に言うことばです。
『白夜行』よろしくその時代の風景も描写しつつ(沢田研二の「TOKIO」もそのなかのひとつですね)自分の青春時代をも描いている小説。
昨日のドラマ『白夜行』みたいに最後の場面から始まるので、途中タイムスリップの話に驚くほかはほぼ予想通りの内容です。
少々ファンタジー色が強い。
それでも泣かせられるんだなあ。
最後の数ページは涙が止まらなくなった。
ただ悲しいんじゃなく切ない。
そして心がじんわり温かくなる。
なんだか救われた気持ちになる。
「花やしき」に行ってみたくなる。
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これ、すでにドラマ化されてるらしい。
父親役に国分太一くん(TOKIO繋がりかっ!)トキオ役に櫻井翔くん。
BGM:沢田研二「TOKIO」
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