なぜベストを尽くさないのか?
タイトルは某ドラマ『トリック』で阿部寛演じるところの日本科学技術大学・上田教授の口癖であり著書であります。
実売してる!(笑)
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か、しかし、私が書こうとしてるのはいたって真面目な話です。
くそ面白くもない受験勉強の話なので、すっ飛ばしていただいて結構です。
こっちの本↓(の紹介?)眺めてたほうが面白いよ!
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したの子の友達のお母さんとスーパーでばったり会ったんです。
前回会った時、その前会ったとき、その人は挨拶もそこそこに
「もー!うちの子、ぜんぜん勉強せんとよ!!!」と言った。
夏休みも宿題だけはかろうじてやったがそれ以外は40日間トータルで2時間しかやらなかった。殆どの子がお尻に火がつく12月あたりにも同様な話をされた。塾は行ってない。家でゲームばっかりやっているという。
話の筋は勉強しない子どもを毎日見ている親のストレスだった。
夏には「夏の勉強で差がつくのに」
冬には「最後の追い込みでものすごく伸びるのに」
私はそう言ったが、本人が勉強したくないのでどうしようもない、とそのお母さんは言っていた。
その子(中川家弟:仮名)は中堅どころの私立高校に楽々入った。
そして無勉のまま3番手の公立高校にも合格してしまった。
「合格おめでとう。でもさすがに直前は勉強したんやろ?」と私。
「それが全くせんやったんよ〜。前の日に2時間ぐらいしただけよー」
これが本当なら、人生ナメとると思った。
もちろん頭の良い子だけど、公立高校って無勉で行けちゃうの?
別な子でその高校落ちた子知ってるだけに、とっても複雑な気持ち。
しかも受験勉強頑張って5番手ぐらいの高校に通っているその子のお兄ちゃんに向かって
「オレは勉強せんで(兄より)もっと上の学校に受かった。」と自慢しているらしい。
「お兄ちゃんだって弟の行った高校でも入れたんよ。でも兄の性格考えて部活と両立して余裕持ってやっていくのにランク下げたのにそんな言い方するけん怒ったとよ」
お母さんの考え方もわからないでもない。
確かに部活をやれば勉強時間がなくなるのでよっぽどのことがない限り成績は下がる。下がった成績って、上げるのはたいへんなのよね。
きっと中川家弟くん(仮名)も部活との両立を考えてランクを上げなかったのだろうとは思うのだけど、それと全く勉強せんのとは話が違う。
うちは兄も弟も『やるからには頭とりたい』タイプなので、ベストを尽くさない子の気持ちがわからない。
ブログにはtomoのこと、「勉強しない子」って書いたけど、高校受験前、野球終わってからの半年はそりゃ頑張ったよ。
文字通り『バットを鉛筆に持ち替えて』って感じだった。たぶん浪人時代よりやってた。勉強が好きっていうより、勉強と勝負をするって感じだった。
浪人時代だって「やってない」は、難関国立大学を目指す集団の平均勉強時間からしたら少ないっことで、そりゃ人並みの高校生ぐらいにはやってた。
そしてやらないからって志望を下げることは考えてなかったし、
最後の3ヶ月は私の目にもちゃんと浪人生に見えた。
やらないで受かるほどなまやさしい場所じゃない。最後にスパートをかけた結果だと思う。
中学3年生の高校入試前って、多分人生で一番勉強する時間だと思うんだ。
大学には進学しないひとでも、高校はほとんどの人が行くだろう。
高校に行く手段だけの勉強っていうのはあまり好きではないけれど、興味の無い科目の勉強を半強制にでもやらなきゃならない(&やることができる)のは、この時期だけしかないのに。
もったいない。その時間を放棄するなんて。
それも本読んだり自分の興味のあること(絵を書いたりとか)ならいざ知らず毎日毎日ゲーム三昧だなんて。
これが本当に勉強の苦手な子なら私もそうは思わない。
運動に向き不向きがあるように、勉強にもそれはあるとは思うから。
でも中川家弟(仮名)は多分うちの子とそんなにかわらないぐらいの学力を持ってる。
力があるのに出さないのは失礼だと思うのよ。
うちのうえの子は国立駄目なら大学諦めて働くというリスクを背負って臨んでた。
頑張って、勝負かけて、せいいっぱいやった結果なら、もし駄目だったとしてもその先の道でも前を向いて進めたと思う。
高校のときも、「もし駄目でも頑張った結果やけん後悔はせん」って言ってた。とても無謀な挑戦だった。
したの子もたとえ望んだ結果が叶わず別な高校に行くことになっても、きっとそこで勝負をかけることができた思う。
「うち(のしたの子)なんか合格間違いないって学校でも塾でも言われよったけど、まるで下から追う立場の人間みたいに最後の最後まで頑張りよったとよ。うちにこんなに勉強する子がおるなんてビックリよ。」
こう言った私にそのお母さんは気の毒そうな顔をして言った。
「kouちゃんB高校(2番手の高校)に行くと思いよったとよー」
「???なんで?」
「だって頭いいけんそこ受けると思ったっちゃん」とそのお母さん。
「???
うちの子A高校(1番手の高校)よ???」
「あっ。そうなん?
誰がどこ受けるなんて聞いてもすぐ忘れるんよね〜」
どこ受けたと思ってたんだろう?
もしかしてA高校がB高校より難しいのも知らないのかもしれない。
そして、彼女が嫌味で言ったのか本当に天然なのかは私には解らない。
中川家弟(仮名)は、お母さんの見ていないところで実は頑張っていたのかもしれないしね。







